
どうもこんにちは、大学を中退した「なおやす」です!
まずは、この記事を読んでくれてありがとうございます。きっとあなたは大学に行くのが辛くて辛くて仕方がない人なんだということを前提としてお話ししますね。
まず先に結論を。

ということ。実際に鬱病と診断されてから大学を中退した後でも今現在(22歳)ちゃんと生きている僕がいます。
大学辞めた理由
プロフィールには軽く書いたのですが、こちらではもっと詳しく書いていきたいと思います。
一番大きな理由は、自分に自信が無くなったからです。
この話の恐ろしい所が、大学入学してからたったの3ヶ月でです。そう、僕はたったの3ヶ月しか大学に通うことが出来なかったんです。きっかけは、クラスでの自己紹介でした。
僕が通っていた大学は一年生のうちはクラス制で、そこで最初は皆んなの前で自己紹介を行います。その自己紹介。人前で話すことが世界で一番嫌いなことである僕は、当然のように頭真っ白。声は震え足は震え大変でした笑
そんな自己紹介ですから、クラスの皆からは変人扱いです。
入学初日にもう僕はぼっちになりました。
大学生ならわかると思いますが、大学って自己紹介祭りなんですよね。
人前で話すことが世界で一番嫌いな僕にとって本当に地獄のような日々でした笑
サークルに行く
↓
自己紹介する
↓
変人扱い
↓
一人だけポツン
↓
自信を失くす
この無限ループです。
大学に行こうとすると動悸がするようになるまで1ヶ月。
この状態に絶望すること1ヶ月。
眠れなくなり、病院に行くこと1ヶ月。
こうして僕は「鬱病」と診断されて、大学を中退することになりました。
ブログを書いていて自分でも情けないなと思います笑
通信制大学の説明会に行く

そうなんです。大学を辞めてから僕は3ヶ月間家に引きこもっていました。
毎日昼の12時過ぎに起きて、朝に寝る生活。いわゆるニートです。
ニートって楽だと思っていませんか?
僕の場合全くそんなことはなくて、毎日不安と親に対する申し訳なさでいっぱいでした。
その時は実家に住んでいたので、衣食住には困らなかったのが唯一の救いでした。
大学を辞めてからというものとにかく暇な僕です。
引きこもりながらも「このままじゃだめだ」と思うわけです。毎日のようにネットで「引きこもり 将来」「引きこもり 末路」「大学中退 人生」「大学中退 これから」なんて検索しては記事を読み漁る日々を過ごしました。
そんなある日「通信制の大学に入り直す」という選択肢があることにたどり着きました。そこで初めて僕は「通信制の大学の説明会に行く」という行動を起こします。
今思えば「行動する」ことの大切さを実感したのはこのことがきっかけだったんだなと思います。
通信制大学の説明会には、色々な通信制大学のブースがあって、その中で気になった大学の話を聞く。という形でした。よくある形ですね笑
その中色々な大学の話を聞いた結果、星槎大学という大学に入学することに決めました。
その理由は、特別支援教育に力を入れている大学だったからなんです。
鬱病になってしまった僕は特別な支援が必要な人間でした。その特別な支援を行なっているここなら自分のことを知るきっかけになるだろうと考えたのです。
結果、その予想は当たっていました。
星槎大学は、もともと発達障害を持っている子供達を受け入れている高等学校を運営している大学です。
僕は診察を受けて違うと判断されたのですが、発達障害がどういった障害なのか、どんな支援が必要なのか、どんな考え方が必要なのか、発達障害の人が鬱病を発症する割合が高い理由についても、自分が当時知っていたら良かったことを全て学ぶことが出来ました。
こうした学び以外にも幸運だったことがもう一つあります。
フリースクールを紹介してもらえた
もともと僕が教員志望だったことを知ってくれた教授の一人が、バイトとしてフリースクールの教師をやらないかと言ってくれたんです。

そこで初めて、発達障害(ADHD)と診断された小学3年生に出会いました。
彼はとにかく勉強が嫌いで、教科書を持ってくるだけで逃げ回るような男の子でした。でも、ゲームに関することは何でも知っていて誰よりも詳しい。そんな男の子です。
彼と接するようになった僕は、色々試行錯誤しながらどうにか勉強をさせようとしました。「一緒に頑張ろうよ」→逃げる 「勉強楽しいよ」→逃げる の繰り返し。今までの自分の常識が全く通じない相手に絶望していたのを覚えています。

療育を勉強する
その出来事があってからです。僕が療育に興味を持ったのは。
小学3年生の男の子に何もしてやれなかった僕は、悔しくて悔しくてもっと勉強しなきゃと考えます。
そこで初めて「療育」という分野に出会い、今の僕があります。
実際に療育施設でアルバイトを始めて、障害を持ったたくさんの子供達と触れ合って、大学に行って勉強して、、、
そんな日々を過ごしていく中で、子供達が僕に元気をくれるんですよね。
「なおやす先生、あそぼ!」「先生、楽しい!」って。
やっぱ必要としてくれていることが伝わると、自信がついていくんです。
そして子供達は無条件に自分のことを必要としてくれます。
こうして僕は自信を持てるようになりました。

これからの将来について
僕は今大学4年生で、ちょうど就活を終えました。
実は2020年の春からWEBエンジニアになります。
療育の道からエンジニアになる。
色んな人に「なんで!?」って言われました笑
でも明確な理由があります。
それは「教育・福祉に足りないものは技術の力」だと思うからです。
通信制大学に入り直してから約4年間、ずっと療育(広く見れば教育・福祉)に関わり続けて思うことが、プログラミングの力があればもっと良い業界にできるということです。
手書きの作業からタイピングへ、ルーティンワークをIT化へ、事例とその対応を全国共有へ。
可能性の塊だと僕は考えます。
だからその未来を僕が作りたいと思って、エンジニアになる決意をしました。
それも上記のことを実現するのに最も近いと思うWEBエンジニアに。
なのでこれからは「技術で変える教育・福祉の未来」の実現に向けて頑張りたいと思っています。
まとめ
大学辞めても就職出来る。→なんとかなるよ!
自信を失くしたら子供と遊んでみたら?→無条件で必要としてくれるよ!
どんなことでも良いから行動すれば人生は変わる!→実際に体験した僕が言うのだから間違いない!

僕の体験談が少しでもあなたの背中を押せたなら嬉しいです。
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